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輸送経済(新聞) / 【使うための色彩学】Lesson4 生理的な力で健康に デジタルハリウッド大学 名誉教授 南雲 治嘉氏

【使うための色彩学】Lesson4 生理的な力で健康に
デジタルハリウッド大学 名誉教授 南雲 治嘉氏
​輸送経済(新聞) 

デジタルハリウッド大学 名誉教授 南雲 治嘉氏
 
前回、生活に応用されている色の力には3つのグループがあることを説明した。1つ目は色の記号的な機能を持つグループ。2つ目は生理的な力を持つグループ。3つ目は美的効果をもたらすグループ。前回は1つ目の記号的機能の説明をしたが、今回は生理的な力を持つグループに焦点を当てる。
 色が持っている生理的な作用については既に説明した。その生理的な作用は脳の中で理知的な判断なくして受け入れているため、自覚されることがほとんどない。つまり潜在的な作用ということだ。