講演一覧

自治体・官公庁の方を対象とした講演プログラム

少子高齢化、収入格差、世界的経済危機による地方財政難など、「自治体」や「地域」を取り巻く状況は、いま大きく変化している。地域づくりやまちづくりを支える組織に求められるのはどのような戦略なのか? 問題解決のカギを握るデジタルの力、メディアの力、産学官連携の力に着目し、地域活性のトップランナーであるゲストとともに先進的な取り組みや潮流を紹介しながら、自治体の近未来について提言を行う。

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基調講演:日本新生の時代 - 未来を切り拓く人材とは

世界の経済、社会がめまぐるしく変化する一方、先の大きな震災に見舞われた私たちは、既存のパラダイムを乗り越え、新しい未来をつくろうとしている。デジタル化、ネットワーク化、グローバル化がこれからますます加速していく時代において、未来をつくり、新しい答えと価値の創発を実現するのはどのような人材なのか? こうした人材を育成し、日本新生に貢献するため、教育機関、地域・自治体、そして企業は何を為すべきなのか? 内閣官房参与として政府への提言を行い、社会起業や世界経済を洞察する田坂広志氏を迎え、未来に向けた私たちのあり方を深く問う。

田坂 広志 氏
田坂 広志 氏 多摩大学大学院教授/シンクタンク・ソフィアバンク代表/社会起業家フォーラム代表

1951年生まれ。1981年、東京大学大学院修了。工学博士。1987年、米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員を経て、1990年日本総合研究所の設立に参画。現在、多摩大学大学院教授、シンクタンク・ソフィアバンク代表、社会起業家フォーラム代表、世界賢人会議ブダペストクラブ日本代表、世界経済フォーラム(ダボス会議)GACメンバー。3月29日~9月2日、内閣官房参与として原発事故対策、原子力行政改革、原子力政策転換に取り組む。

杉山 知之 デジタルハリウッド大学 学長
杉山 知之 デジタルハリウッド大学 学長

87年よりMITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。90年国際メディア研究財団・主任研究員、93年日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月 デジタルハリウッド設立。2004年日本初の株式会社立「デジタルハリウッド大学院」を開学。翌年、「デジタルハリウッド大学」を開学し、現在、同大学の学長を務めている。

分科会 B1:ソーシャルメディアでまちの活性化をデザインできるか?~代替現実の埋め込みによるまちの劇場空間化~

地域コミュニケーションデザインの核は、生活動線におけるロケーションメディアを活用した情報共有である。地域住民による情報運用と持続可能なメディアコミュニケーション活動により、地域住民のモチベーション向上と来訪者への好意度醸成を行うことが可能となったいま、地域メディアとしてのソーシャルメディアの利活用の事例を通じ、地域情報の運用と地域回遊プラットフォームによるコミュニケーションデザインについて検証する。

荻野 健一|デジタルハリウッド大学大学院 教授

分科会 B2:地方都市が放つ起死回生の秘策とは?~八戸型ワークスタイル創造とソーシャルメディア戦略~

青森県八戸市では、大学、市役所、企業の連携により、地域の課題を解決し、さらに新たな価値を創り出す動きが盛んに行われている。八戸型のワークスタイルとして「半農・半C(クリエイティブ)」を提唱するリーダーの産学官連携の実践で見えてきたヴィジョン、戦略を通して、これから求められる地域活性の実践について考える。

大谷 真樹 氏|八戸大学 学長補佐/八戸大学 八戸短期大学 総合研究所 所長 教授
モデレーター:弊社 事業開発部 副部長 池谷 和浩

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