Press Release

オンライン授業の導入および活用支援サービス「デジタルハリウッドアカデミー」|大学の活用事例を紹介<第2弾>

オンライン授業の導入および活用支援サービス
「デジタルハリウッドアカデミー」
2020 年度上期の大学活用事例を紹介[第2 弾]

活用事例紹介第1弾のリリースは11月19日に配信しておりますので、 こちらを参照ください。
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001871.000000496.html

学校紹介・成果・今後の運用方法・学校・学部学科の紹介

1.江戸川大学の事例

【活用方法】

基本の活用方法は5月の発表と変わらず、 情報文化学科情報デザインコースの学生を対象に、 「情報文化キャリア特講」(2年生以上)、 「専門ゼミナール」(3年生)、 「卒業研究」(4年生)などの科目において、 自学自習用の「副教材」として導入いただきました。 担当教員は廣田有里先生および山口敏和先生。

新型コロナウィルスの影響によりゼミがオンライン主体となり、 廣田先生のゼミでは個別のプログラミング言語の指導が難しくなりました。 そのためゼミの時間では主に制作物の企画や設計等についての指導と、 毎週進捗報告を実施。 プログラミングスキルの習得のために当社の教材をご利用いただきました。

なお、 当初予定していた夏期集中講座は、 新型コロナウィルス感染拡大により大学のマルチメディア教室を使用した授業展開が困難となったため2021年度にスライドしました。

【成果】

成果はeラーニング教材を活用することで、 グラフィックデザイン、 3DCG、 ゲーム制作、 プログラミングなどの幅広い学生の学習ニーズに対応できたこと。

また、 ゼミ学習においては、 学生の制作したいものと教材をうまく合致させたことで効率よく学習を行えたとのことでした。 同時に完成した多くの作品制作にも活用いただております。 学生の声として、 「とても話の面白い先生の教材は、 本で自己学習するより楽しく学習できた」との言葉をいただきました。

【今後の運用方法】

次年度は今年度と同様に、 学生の学習ニーズに合わせた個別サポート教材として活用いただくだけでなく、 夏休み期間を利用した集中講座をeラーニングと一斉講義のハイブリッド形式で実施する計画です。

目的は2つあり、 学び始めのサポートを行うこと、 プロダクトを作成することでその後の制作活動への自信をつけることの2つです。

3DCG制作の標準ソフトウェアの一つであるMayaを使用して、 1週間ほどで作品を作り上げる短期集中講座を実施いたします。 本講座では当社講師をポイント派遣して、 基本操作の指導と学習意欲の喚起、 最終回の作品講評を実施予定です。

【学校・学部学科の紹介】

江戸川大学は今年度開学30周年を迎えた千葉県流山市にキャンパスを置く大学です。 国際化と情報化に対応した人材を育成することを目指し、 「人間陶冶」を教育理念に掲げ、 学生と教員との距離が近い面倒見の良い教育を実現しています。 心理学、 観光学、 経営学、 ジャーナリズム、 異文化理解、 ICT活用、 保育などの専門分野を学ぶ2学部6学科(学生数2,500人程度)を有するほか、 睡眠研究所、 国立公園研究所、 情報教育研究所などでの全国的な研究も盛んです。 開学以来の高い実績を持つマスメディアの実習機材や、 アスリート学生の研究フィールドとしてスポーツビジネスやジャーナリズムを学ぶコースもあり、 他学科設置科目の履修によって幅広い専門分野に触れられることが特徴です。

メディアコミュニケーション学部情報文化学科では、 英語と情報の両方を学び社会に貢献することを目標に、 国際コミュニケーション、 情報デザイン、 情報システムおよびデータサイエンスに関する専門科目を学びます。 情報デザインコースでは、 グラフィックデザインやWebデザイン、 アニメーション、 3DCGといったソフト面を学べるほか、 3Dプリンタ/スキャナやバーチャル・リアリティなどの機器を学生が自由に使えるように整備しています
 

(廣田ゼミ学生作品 その1 ※使用ソフトはUnity C#スクリプト)

(廣田ゼミ学生作品 その2 ※使用ソフトはMaya, blender, Unreal Engine4)

2.札幌大学の事例

【活用方法】

橋本要先生ご担当「ゼミナール」にて導入〔通年開講〕。
ゼミ開講初年度ということで、 現在(2020年度)の3年生に「ネット動画クリエイター講座」、 「Web担当者養成講座」をコロナ禍における自主学習用教材として導入いただきました。

PCなどの環境が整わない中で、 スマートフォン等でも視聴できるeラーニング教材を卒業研究のテーマに応じてアダプティブにご使用頂いております。

【成果】

橋本先生のゼミでは“マーケティングおよびコミュニケーションの各領域についての知識を学び、 実際に行われている企業のマーケティング活動をグループワークで調査・研究しながら、 ディスカッションを行うことで広告、 広報、 販促などの様々なプロモーションの活動内容を理解できる知識を身につけます”(札幌大学シラバス「ゼミナールI」から引用)ということで、 幅広い分野・テーマでの研究が想定されます。 実際にマーケティングや企画・プロモーション、 PR映像制作などの広範な学生の研究活動に対しeラーニング教材を活用することで対応されております。

特に映像に関してはソフトを触ったことのない初心者の学生でも映像を制作できたことに、 教員学生共にご満足頂けております。

「実際の映像がどのような流れで出来上がるのか、 なにを考えて制作されているのか考えたこともなかったため、 大変勉強になりました。 また、 普段何気なく見ていたCMの見方も変わりました。 」という学生の声もいただきました。

【今後の運用方法】

次年度以降も継続してゼミの学生の個別学習用教材としてお使いいただく予定です。

また、 今年度以上に受講状況の管理等を徹底し、 それぞれの学びの状況をつかみながら個別フォローを実施されるということです。

今年度の学生が4年生に上がるということで、 就職活動へ活かしていくことも期待されております。

【学校・学部学科の紹介】

1967(昭和42)年、 北海道発展に向けた多くの方々の熱意により、 「生気あふれる開拓者精神」を建学の精神として掲げ、 文科系総合大学として札幌大学は誕生し、 半世紀余り一貫して産業や教育をはじめ様々な分野で活躍する優れた人材の育成に努め、 女子短期大学部と併せて6万人を超える人材をこれまでに輩出しています。

札幌大学地域共創学群は9つの専攻群から構成され、 その中の一つであるリベラルアーツ専攻は、 文武両道を体現し、 心身ともに強靭にして、 文理にまたがる幅広い教養と確かな倫理観を備えたゼネラリスト(多様な知識と能力を備え、 全体的な展望のもとに総合的な判断を下せる人間)の養成を目指しています。

(橋本ゼミの授業の様子)

■デジタルハリウッドの教育ノウハウ

デジタルハリウッドは、 eラーニング(動画)教材を50講座以上用意しています。 各既存講座を毎年リニューアルし、 新講座の開発を徹底しているため、 常に最新の教材を提供することが可能です。

現役のプロクリエイター/エンジニア講師のノウハウが詰まった動画授業と専門スタッフによるサポート(教員研修、 既存授業内容のeラーニング教材化、 現役のプロクリエイター/エンジニア講師による特別授業等)を提供します。

■デジタルハリウッドアカデミー

https://academy.dhw.co.jp/

デジタルハリウッドでは、 2005年のデジタルハリウッド大学開学当初より動画教材と対面授業を組み合わせる「ブレンディッドラーニング」による、 教育の標準化と教育効果の向上を実現してきました。 このノウハウを活かして、 大学・専門学校・高等学校・中学校・小学校・塾・障害者支援サービス企業・教育サービス企業などの教育活性化を支援するサービスの総称が「デジタルハリウッドアカデミー」です。

新型コロナウィルスの脅威を経験して、 教育のオンラインとリアルの最適な融合が問われています。

当サービスでは、 例えば、 デジタルクリエイティブ分野で実務経験が豊富な専門教員が不足している科目については、 「プロクリエイター/エンジニアが教員を務める動画教材」を活用することで教育のクオリティと学生満足度を向上させます。 同時に毎年繰り返し教育している基礎スキルについては、 授業効率の向上も実現します。 これらの改善を通じて創出できた新たな時間を活用して、 学生一人ひとりの目的・目標に合わせて、 きめ細やかに対応するアダプティブラーニングを推進します。

これらを行うために、 具体的には、 動画教材の提供および開発、 カリキュラムリニューアル、 教員向け研修、 教員紹介、 デジタルハリウッド教員派遣による出張授業・オンライン授業の実施、 さらには学生募集サポートから就職サポートまで、 幅広くご支援させていただいております。

<導入実績47校(2020年12月現在)>

■デジタルハリウッド株式会社

https://www.dhw.co.jp/

1994年、 日本初の実践的産学協同のクリエイター養成スクールを設立。

現在、 東京と大阪に専門スクールと、 全国の各都市にWebと映像の学べるラーニングスタジオ「デジタルハリウッドSTUDIO」、 そしてeラーニングによる通信講座「デジハリ・オンラインスクール」を展開。

2004年には日本初、 株式会社によるビジネス×ICT×クリエイティブの高度人材育成機関「デジタルハリウッド大学院(専門職)」、 翌2005年4月に「デジタルハリウッド大学」を開学。

設立以来、 デジタルハリウッド全体で9万人以上の卒業生を輩出している。  
さらには、 2015年4月、 スタートアップ志望者を対象としたエンジニア養成学校『ジーズアカデミーTOKYO』を開校、 同年11月には日本初のドローンビジネスを皮切りに、 ロボットサービス産業の推進を目的とした『デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー』を開校した。