近未来フォーラム

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プログラム

基調講演

過去と未来を繋ぐアートの、21世紀における役割

15:00-16:15 定員150名 会場:駿河台ホール

21世紀に入って、人工知能、ヒト型ロボットの登場をはじめ、科学・テクノロジーの分野において、またそれに付随する経済の分野においても、新たな潮流の進展が目覚ましい。そのような状況にあって、我々人間社会が進むべきしるべとして、自由で創造的で人の心に訴える力を持った「アート」というものの役割はますます重要になっている。これまでアートはどのような道を歩んできたかを振り返り、これからのアートはどんな役割を果たしていくのかを考える場としたい。

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布施 英利 美術批評家, デジタルハリウッド大学 客員教授

1960年生まれ。東京藝術大学・美術学部卒業、同大学院博士課程修了(美術解剖学専攻)。東京大学医学部助手(解剖学)等を経て現在に至る。芸術と科学が交錯する美の研究がテーマで、先史時代の洞窟壁画から、レオナルド・ダ・ヴィンチ、現代アートまで幅広い美術の研究をしている。これまでの著作は50作ほどある。主な著書に、「脳の中の美術館」「構図がわかれば絵画がわかる」「色彩がわかれば絵画がわかる」「人体 5億年の記憶」「わかりたい!現代アートがある」。また2018年の夏には「藤田嗣治がわかれば絵画がわかる」「ヌードがわかれば美術がわかる」「洞窟壁画を旅する ヒトの絵画の四万年」の三冊を同時発売した。デジタルハリウッド大学では美術解剖学の講義を担当している。

EdTech 1

EdTechは教育に何をもたらすのか?〜大きく変わる世界の教育と日本のこれから〜

16:30-17:30 定員150名 会場:駿河台ホール

デジタルテクノロジーの進化は世界の仕組みを大きく変えようとしている。100年変わらない「教育」もそのひとつ。 大きく変わる世界の教育と動き始めた日本の教育。VUCAの時代と呼ばれる21世紀を生きる子どもたちは何を学ぶべきか。エドテックのイノベーションは公教育だけではない。世界の教育市場規模は400兆円と自動車産業より大きい。教育の変革は教育界、産業界へどんな機会をもたらすのか近未来の教育を考える。

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佐藤 昌宏 デジタルハリウッド大学大学院 教授, 一般社団法人教育イノベーション協議会 代表理事

92年NTT入社。99年無料ISPライブドアの立上げに参画。02年デジタルハリウッド株式会社執行役員に就任。日本初の株式会社立大学院の設置メンバーの1人として学校設立を経験。04年E-ラーニングシステム開発事業を行う株式会社グローナビを立上げ代表取締役に就任。09年同大学院事務局長や産学官連携センター長を経て、現在はエドテック分野のフロントランナーとして学生指導を行う。また、内閣官房教育再生実行会議技術革新WG委員、経産省未来の教室とEdTech研究会座長代理など教育改革に関する国の委員や数多くの起業家のアドバイザーなどを務める。著書に「EdTechが変える教育の未来」(インプレス)がある。

EdTech 2

「未来の教室」を今、つくる ~N高の挑戦と展望~

17:45-18:45 定員150名 会場:駿河台ホール

開校2年半で7,000名を超える生徒が集うネットの高校「N高等学校」。第四次産業革命とともにデジタルネイティブが高校生世代になる今、産業界からも日本の学校というものの再設計を求められている。その時代の潮流を鑑み、未来を生きる子どもたちに必要な学びとは何かを追究するN高。通信制高校の仕組みを活用しながら「未来の学校」を創ろうとしているN高等学校の実態に迫る。

※本講演終了後、名刺・意見交換会の開催を予定しております。

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上木原 孝伸 学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校 副校長

大手教育企業で講師として17年間教壇に立ち、受験指導に携わる。偏差値教育の限界とIT×教育の可能性を感じ、2015年に株式会社ドワンゴ教育事業本部に入社。
「カドカワの創る新しい時代に合ったネットの高校」として誕生したN高等学校の開校に携わり、2017年4月より同校の副校長に就任。
日本全国で生徒が学習しているネットの高校の運営という前例のないチャレンジに挑むとともに、ニコニコ動画のシステムを利用したネット双方向授業、ネットの高校ならではのコミュニケーションなどのN高の魅力、そしてこれからの社会を生き抜く子どもたちにとって必要な未来の教育などについての説明会や講演活動を行っている。

Re-Design 1

社会人は「感性」を取り戻せるか? ~クリエイティブの根源を探る~

16:30-17:30 定員60名 会場:E12-13

ビジネスにおいて、アートやデザインに注目が集まっています。 しかしその一方で「自分には感性がない」「アートがわからない」と諦めたような声をよく耳にします。なぜ、日本ではこのような苦手意識を持ってしまう人が多いのでしょうか。その背景を紐解き、社会人向けアート・デザイン教育の試みにも触れながら、誰もが本来持っている感性を、大人になってから取り戻すにはどうすればよいかについて考えます。

稲葉 裕美 OFFICE HALO代表取締役, WEデザインスクール主宰

武蔵野美術大学造形学部卒業。
創造性教育やアート・デザイン教育、その実践的活用や普及を研究対象とし、デザインマネジメントやアートマネジメント、文化政策を学ぶ。 2014年にアート・デザイン教育の開発・提供を目的としたOFFICE HALOを設立し、同年、社会人向けアートスクール「CORNER」を、2017年に武蔵野美術大学デザイン・ラウンジと協同でノンデザイナーのための学校「WEデザインスクール」を開校。 近年は、ビジネスリーダーの感性を育成するプログラムの開発・実施を軸とし、人間や体験に寄り添った、企業のブランド戦略、コンテンツ開発などにも携わる。

Re-Design 2

起爆する次世代のクリエイター像

17:45-18:45 定員60名 会場:E12-13

「社会を動かす」を生業とする広告・プロモーション業界の最前線の事例を通じて、これからの時代・テクノロジーの潮流の中で必要とされるクリエイター像に迫る。
また、デジタルハリウッド大学の在学生による特別展示会「起爆展」のディレクション過程から、次世代のクリエイターに求められるスキルやマインドの本質の示唆を得る。

熊谷 周太 博報堂プロダクツ デジタルプロモーション事業本部 クロスメディアプロデューサー

デジタルハリウッド大学卒。7期生。在学中はデザイン、ウェブ開発、映像制作など領域横断的にクリエイティブを学ぶ。
2015年より博報堂プロダクツにて、クロスメディアなプロモーションの企画提案・実施制作に従事。

Academy 1

トライデントデザイン専門学校、デジタルハリウッドの教育改革最新レポート

16:30-17:30 定員60名 会場:E16-17

「学生の満足」、「保護者・高校の満足」、「就職先企業の満足」、そして「教職員の満足」をかなえるために、学校として、教職員として最適に出来ることは何か?
現在、トライデントデザイン専門学校とデジタルハリウッドは各々、学生のアダプティブラーニングを推進するため教職員の役割・業務内容の工夫を行っています。その進捗状況をご報告致します。

山城 明子 学校法人河合塾学園 トライデントデザイン専門学校 教務・就職チーム チーフ

トライデントデザイン専門学校の教務・学生就職支援を担当。
学生の就職だけを学校の役割とせず、社会で継続的に活躍できる様、学生個々人に合ったきめ細かな学習・キャリア指導とそれらの仕組み作りに従事している。

石川 大樹 デジタルハリウッド株式会社 まなびメディア事業部 まなびメディアグループチーフ 教材開発責任者

大学卒業後、大手キー局にて番組制作を担当。
2004年デジタルハリウッド入社以来、数多くの新規事業に携わる。その経験を活かし、現在は映像教材や教育メディアを開発。映像教材の教育効果と若年層へのプログラミング教育手法を研究している。

Academy 2

内部質保証体制の構築について 恒常的な自己点検・評価活動と第3期認証評価への課題

17:45-18:45 定員60名 会場:E16-17

全学的な観点からのPDCAサイクルと、各部署個別のPDCAサイクルを確立し、その双方を連動させることで、大学全体の内部質保証体制を実現する東京女子大学の内部質保証システムの概要を説明し、第3期認証評価に向けた課題についても触れる。

下出 鉄男 東京女子大学 現代教養学部教授, 自己点検・評価委員長

東京大学大学院人文科学研究科(中国語・中国文学専攻)博士課程中退。
2005~2008年度文理学部長
2013年度~自己点検・評価委員長に就任。

Arts & Media Track

山口からこんにちは! アートとテクノロジーの交差点でおこっていること

17:45-18:45 定員60名 会場:E5-6

山口から世界へ。進化するアートセンターを掲げる山口情報芸術センター「YCAM(ワイカム)」は、山口県山口市にある公共文化施設です。2003年の開館以来、メディア・テクノロジーを用いた新しい表現の探求を軸に活動しています。内部の研究開発チームYCAM InterLabには20名程度の多様なバックグラウンドを持つ専門職員が在籍し、メディアアート作品の制作を中心に、その応用可能性を教育やコミュニティにまで拡張しています。これまで世界中のアーティスト、クリエイター、研究者、そして市民とのコラボレーションを重ねてきたYCAMの特徴を紹介するとともに、今後の「アート」「ラボ」「学び」といったテーマの展望をみなさんと考えていければと思います。

菅沼 聖 山口情報芸術センター[YCAM] エデュケーター

愛知県生まれ。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。2009年から山口情報芸術センター(YCAM)で勤務。YCAMでは、オリジナルワークショップの開発やファシリテーションといった教育普及事業全般および地域資源の活用に関する研究開発プロジェクトの企画を担当している。

研究紀要

デジタルハリウッド大学 メディアサイエンス研究所
研究紀要「DHU Journal」論文発表会

19:00-20:45 定員60名 会場:E16・17

本研究所は、 デジタルコミュニケーションが社会に大きな変革をもたらす状況を踏まえ、 先駆的・先進的な研究を行うことを目的として設立されました。 現在26の研究室を擁し、 デジタルメディア・コンテンツ等の自主研究や委託研究に積極的に取り組んでいます。 当日は、研究開発活動をまとめた『デジタルハリウッド大学 紀要DHU JOURNAL 2018』から、研究成果を発表致します。

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